江戸城外郭　虎ノ門

　溜池方面から伸びてきた外堀は霞ヶ関ビルの南で90度北東へ折れ曲がる。それはちょうど商船三井ビルと虎ノ門三井ビルが90度に向かい合った場所である。ここに江戸城外堀に3つしか無かった隅櫓の1つ溜池櫓（あとの2つは浅草橋門と筋違橋門）があった。そのうち石垣が残っているのはここだけだ。
　虎ノ門は文部科学省旧館の東側で橋を渡り、左折れで文科省の北側に回り込むように入るようになっていた。これより東側は外堀通よりも北、日土地ビル・大同生命ビルのブロックをずっと第一ホテルまで外堀だった。

・・霞が関ビル。 ・・同ビル前の歩道橋から文部科学省・虎ノ門跡方向を見る。
・・溜池櫓台石垣。 ・・現地解説地図を加工。溜池櫓台・外堀石垣残存・虎ノ門。
・・外堀通り沿いの残存石垣（地下から地上へ移した？） ・・その隣に工部大学校跡の碑。
・・文科省敷地内、外堀石垣地下展示（地下鉄虎ノ門駅通路から見えるようにしている）。
・・文科省旧館の裏にまわると、 ・・ここにも外堀石垣が展示されている。
・・日土地ビルから文科省旧館。この間に虎ノ門枡形があった。
・・外堀通り沿いの地下鉄出口にある「虎ノ門遺趾」碑。本来の虎ノ門の位置よりもだいぶ南にずれたところにある。