彦根城　京橋口

京橋門は左折れの枡形門である。大手門へ向かうメインゲートだったため二重櫓門の厳重な造りだったことが古写真からわかる。京橋門を入って右（南）は家老・長野伊豆屋敷跡、左（西）は老中・西郷家屋敷跡である。

・・京橋、南から。 ・・北から。 ・・正面。
・・枡形から振り返る。京橋から真っ直ぐ南西へキャッスルロード。
・・枡形から西郷屋敷長屋門。その屋根の上に天守。
・・門内から枡形。 ・・多聞櫓に登る雁木坂。
・・京橋を入って右、二の丸南隅は長野伊豆屋敷跡。 ・・明治9年撮影の京橋口古写真。 →戻る

　彦根東高校は、1798年に現在彦根西中学校の校庭がある西内曲輪に建てられた藩校（99年に稽古館と命名）を前身とする。現在の場所に移ったのは1889年である（滋賀県尋常中学校）。ジャーナリスト田原総一朗の母校である。
　なお同校の所在地は長野伊豆屋敷跡であるが、この長野伊豆は、井伊直弼のブレーンであった長野主膳とは別人である。長野主膳の屋敷は京橋から少し南にいった所にあるようだ。