姫路城　備前丸

備前丸は本丸御殿があった所である。池田輝政は秀吉の差し金で家康の娘・督姫（北条氏直室だった）を後妻に迎えていた。その間に生まれた忠継(1599生)は備前岡山城を与えられていたが、幼少のため両親とここに住んだ。そこから備前丸の名がつけられたのである。なお、輝政には前妻との間に嫡子・利隆があり、1613年に輝政死去後は彼が姫路城主となった。2年後の1615年に督姫と忠継はともに疱瘡で死去した。→備前丸からの天守は別ページ、→戻る

・・天守１階から備前丸。ここが「本丸御殿」で、石垣沿いに長局があり、画面よりも右の「御対面所」から水四門手前まで殿舎が並んでいた。
・・池田輝政の建てた御殿群は明治15年暮に焼失。 ・・備前丸の南下、上山里丸のチ櫓・リ１渡櫓・リ２渡櫓。
・・リ２渡櫓の屋根越しに西の丸のカ櫓（左）、その向こうにワ櫓。 ・・太鼓櫓と「り門」。
・・折廻櫓と備前門。 ・・折廻櫓。
・・備前門内側。 ・・同、外側。