岡山城　後楽園

・・五十三次腰掛付近から天守。左が唯心山。 ・・少し東から、唯心山を右にして。
・・廉池軒（戦災を免れた数少ない建物の１つ）。 ・・唯心山から延養亭や池を見渡す。
・・延養亭。 ・・鶴鳴館。 ・・郭沫若詩碑。 ・・丹頂鶴。

「後楽園仍在　烏城不可尋　願将丹頂鶴　作対立梅林」
後楽の園はなおあれど　烏城尋ぬべからず
願はくは丹頂の鶴をもって　作対して梅林に立たしめん
一九五五年冬　郭沫若
翌56年に２羽の丹頂鶴が中国から送られた。
氏は1914年に日本に留学し、岡山の第六高等学校をへて九州大学医学部を卒業。
1921年上海で「創造社」設立。国民党に参加し北伐軍総政治部主任となるが蒋介石と対立。1928年に日本亡命。千葉・市川に居住し中国史研究。1937年に日中戦争勃発すると、日本人の妻を残し帰国し国民政府に参加。戦後は中華人民共和国政務院副総理、中国科学院院長。1958年に共産党入党し、63年中日友好協会名誉会長。文革期には毛沢東に迎合。1978年死。