安土城　大手道

家臣が登城するルートが大手道であるとするなら、それに該当するのは西からの百々橋口からのルートが大手道である。現在、大手道とされているこのルートは、天皇の行幸のための「御成道」と称するべきである。しかも、そのルートは現在のように黒金門に通じてはいなかった。七曲がりを登りきったあたりで、現在とは逆の東へ向かい、本丸下の山腹を通って本丸と三の丸の間の本丸南虎口に通じていたと推定されている。
　石仏を石段に転用しているのは画像15の他にも何カ所かあり、全てプレートで示されている。

・・大手道入口ゲートと料金所。 ・・右に伝前田利家邸隅櫓石垣。左上に伝羽柴秀吉邸。
・・羽柴邸下段虎口脇。 ・・左の石橋が羽柴邸上段入口。右向かいは�ﾊ見寺入口。
・・右が�ﾊ見寺鐘楼入口（徳川家康邸）、その左向かいにも誰かの屋敷跡か。
・・重臣の屋敷にしては狭いか。 ・・90度左折。 ・・曲がり角から見下ろす。
・・登っていくと、 ・・いったん平地に。 ・・斜め右上へ。 ・・登り始めの石段に石仏。
・・ここから少しジグザグに登っていく。 ・・この左が武井夕庵邸。
・・その上で左に折れ、 ・・ラストの登り。 ・・そこから見下ろす。
・・ここは枡形っぽい。 ・・左へ。画面の石垣上が織田信忠邸跡。
・・石段上がった所で、右折すると黒金門へ（信忠邸跡を突っ切る形）。直進すると�ﾊ見寺跡。